「光合成」は、葉緑素を触媒に
「光触媒」は、酸化チタンを触媒に
光触媒とは、太陽や蛍光灯に含まれる紫外線を吸収して、化学反応を起こす触媒の総称です。
光触媒は酸化チタンを触媒として紫外線を利用し水と酸素から活性酸素を生成します。その分解力により有害汚染物質を分解・除去・無害化します。
①強力なウイルス分解作用により、アルコールでは分解できないノロウイルス、アデノウィルスなどにも有効です。
②菌の細胞膜を破壊しますので、菌を死滅させます。
③におい成分を分解消臭。
④親水性を示すことにより、空気中の汚れが定着せず、防汚効果があります。
⑤カビ菌糸の発生を抑制します。
⑥アレルギー物質、VOC(揮発性有機物)を吸着・酸化分解して減少させます。
近年、光触媒を利用した塗料・コート剤・その他製品は国内外に多種多様に多数あります。しかし、どの光触媒製品も同じ性能を発揮する物ではありません。また、何にでも・どんな環境でも効くという物でもありません。
室内環境下、屋外環境下で消臭・除菌・防カビ・汚れ防止、基材劣化抑制・大気環境改善等、光触媒性能を長期間(20年以上)に亘って発揮し続けることが、光触媒製品には求められます。
光触媒製品を採用される場合は、その内容・性能をよく吟味して採用しなければ、光触媒とは名ばかりの、全く効果の無い製品を掴むことにもなりかねません。